離脱ケーシング引き揚げ
離脱したケーシングに関する引き揚げ作業を、専用の油圧装置を用いて実施します。
〈引き揚げ作業の特長〉
①離脱したケーシングを容易に引き揚げ可能です。
②ケーシングに変形が生じません。
※ただし、すでに変形しているケーシングは元に戻せません。
③油圧装置を利用するため、内板を痛めることがありません。
当回収方法および回収装置は、キョウシンの特許です。
- 特許番号
- 第6082431号
- 出願者
- 株式会社キョウシン
- 名称
- ケーシングチューブ回収装置およびそれを使用したケーシングチューブ回収方法
- 出願時
- 平成27年6月17日
離脱ケーシング引き揚げの流れ
- STEP01全旋回刃先・パワージャッキ等の据付
- STEP02ケーシング内部深度測定
- STEP03クレーンによる連結機挿入
- STEP04油圧装置による連結機張り出し
- STEP05上部ケーシング引き揚げによる連結確認
- STEP06全旋回・パワージャッキ等による上部ケーシング引き揚げ
- STEP07全旋回・パワージャッキ等での離脱ケーシング受け
- STEP08連結機株ジャッキの開放
- STEP09上部ケーシングと共に連結機撤去
- STEP10離脱ケーシングをクレーン等により撤去